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2013年12月12日

[映画]「47RONIN」

カール・リンシュ。アメリカ。2013年。
公式サイト:http://47ronin.jp/(※音声注意。動画あり)

忠臣蔵を「大胆に」解釈し、オリジナルキャラを主役に据えた作品。
あくまでファンタジー作品として見るといい。

登場人物の多くは日本人だが、その配役に日本人や日系人を置いたのは立派。

アメリカ産のこの手の映画は、
「日本人役に、日本以外の東アジア出自の俳優を起用する」
などといったことがしばしば起こる。
それは必ずしも悪いことではないのだけど、
俳優がよほど演技に気を遣わない限り、違和感がどうしても出てしまう。

もちろん、配役というものにはいろいろな制約があるだろうことは想像できる。
それでもその中で、
その違和感の元をきちんと断った、というのは評価されていいと思う。

話の中身は「B級映画的な面白さ」が詰まっている。
いろいろな場面にツッコミを入れながら見るのがいい。
わかりやすい勧善懲悪なので、気楽に観られるという点も特徴的である。
※これは決して映画をけなしているのではない。むしろ褒めている。いやマジで。

別の観点から言えば、この作品はあくまでもファンタジーなので、
リアリティを求めすぎるような見方をしようと試みたり、
「この映画には複雑な人間関係や世界観がある」と前提視して
それらを解きほぐそうと意気込んで観ようとすると、全く楽しめなくなる。

あるいは、
「あるアメリカ人から観た〈日本人〉とはどういうものか」など、
ある種のオリエンタリズムに着目しながら観ると、
いろいろな発見があるかもしれない。

投稿者 むすてぃー : 2013年12月12日 21:06

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